排水溝の形は様々なものがあります。
洗濯機から伸びているホースが、床のどこに接続されているか確認してみましょう。
基本的には、洗濯機の左右どちらかに接続されているお家が多いですが、
洗濯機置き場にスペースがなかったりすると
背面や、洗濯機の真下にあることも…
排水溝の位置が見つからない場合は、洗濯機を動かす必要があります。
基本的には、
- 回して外れるタイプ
- 前後にスライドさせて外れるタイプ
- 直接排水溝にホースを突き刺すタイプ
の3パターンです。
直接排水溝にホースを差し込む形の場合は、排水詰まりをほとんど起こしませんので、
排水されないなどの症状が出ている場合、
配線切れなどの故障の可能性が高いので、修理依頼をかけましょう。
防水パン(洗濯機置き場のようなもの)の場合は、回して外すタイプが主流です。
排水溝の接続口を回して外すと
中に1~3個部品が入っています。
恐れずに取り外しましょう。
一番奥に入っているコップのような形をしているものが
「排水トラップ」
と呼ばれるものです。
写真とは違く、小さいタイプのものもあります。
ここには普段水がたまっていて、下水からのにおいを抑えています。
外した瞬間に、においが上がってきますが、下水臭なので、
どの家庭でもそのようなにおいが出てしまいます。
この排水トラップは、水がいったん入り、あふれて出ていくような仕組みになっていますので、
あふれる部分にほこりや異物(ヘアピンや小銭)があると
排水詰まりを起こします。
このコップのような形の排水トラップを掃除しましょう。
年に一回ほど確認するのをお勧めしていますが、
私自身、自分の家の洗濯機の排水溝掃除は、排水異常が出た時だけです。
ティッシュを洗ってしまったり、小銭をポケットに入れたまま洗濯してしまって
後から気づいたときなどに、確認しています。
動かすのが大変なので…
洗濯機を動かす必要なく確認できる配置の方は、簡単にこまめに掃除ができますね。
排水溝の位置が分からなく、重くて動かすこともできない場合は
有料になってしまうのを覚悟で、メーカーに修理依頼をかけるのがおすすめです。
今後また詰まってしまった時に、掃除できず、何度も修理依頼をかけるのはもったいないですよね。
大手電機量販店でも販売、取り付けを受け付けています。
排水ホースを延長して、掃除が簡単にできる位置にトラップを取り付けることができますので、
一度、修理依頼をかけて、設置の状況をサービスマンに見てもらい、
排水トラップの接続が可能かどうか確認してもらいましょう。
もちろん量販店で販売していますので、自分で取り付けることもできますが、
水漏れなどのリスクや、ほかの部分に詰まりがないかプロに確認してもらうのがおすすめです。
有料といっても、排水詰まりで1万円を超えるケースはメーカー修理ではありませんので、
料金をかける価値はあるかと思います。
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